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窓ガラスにできたカビの掃除方法、予防方法は?

窓ガラスにできたカビの掃除方法

家の中はこまめに掃除しているものの、窓ガラスの掃除まではなかなか手が回らない、そんな方も多いのではないでしょうか? 窓ガラスの場合、家の中と外、両方から綺麗に拭き上げて掃除する必要があり、掃除には時間がかかります。ですが、窓ガラスの掃除を避けていると、さらに掃除が大変な「カビ」が発生してしまうことも。

今回の記事では、窓ガラスにカビができる原因や掃除方法、カビを発生させないための予防方法について詳しく解説していきます。

■窓ガラスにカビができる原因は?

窓ガラスにカビが発生する原因はご存じの方がほとんどだと思いますが、主に湿度が原因になっています。そのため、カビは、梅雨時や結露が多く発生する冬に多く見られます。

ほとんどのカビが活動を始めるのは、湿度が65%以上になった時で、湿度が80%以上になると、さらに多数の種類のカビが活動を始めます。また、実はカビの胞子は家の中でも常に空気中を浮遊しています。カビの胞子が活動するのに適した湿度・温度になると、これらのカビが窓に付着して増殖し、私たちの目に見えるカビとなるのです。結露が起きやすい窓部分は、特に注意を払うべきといえるでしょう。

■窓ガラスに発生したカビの掃除方法

窓ガラスにカビが発生してしまった場合、どのように対処したらよいのでしょうか?以下からその方法を詳しく解説します。

カビを自分で掃除する方法

窓ガラスに発生したカビを自分で掃除する具体的な方法としては、以下の2ステップでの方法が効果的です。 掃除全般でいえることですが、カビの場合も、軽度なものか、重度なものかで掃除の方法が変わります。そのため、1つめの方法を試してみて落ちないようであれば、2つめの方法を試してみてください。

【軽度のカビの場合】

軽度なカビの場合は、住宅用中性洗剤、あるいは台所用食器用洗剤を薄めた液を使って掃除します。スプレー容器に入れた洗剤をカビが気になる部分に吹き付けて5分程度放置し、その後、濡れた雑巾でしっかり拭き取ってください。窓ガラスのパッキン部分に発生するような軽度のカビであれば、この方法でかなり綺麗になるはずです。

【重度のカビの場合】

前述の住宅用中性洗剤を使っても落とせないカビの場合は、塩素系カビ取り剤を使います。

この場合、カビのある部分に、塩素系カビ取り剤を適量含ませたキッチンペーパーを貼り付けて除去しますが、かなり頑固そうなカビの場合は、その上からさらにラップで覆うようにするとよいでしょう。

所定の時間(カビ取り剤の種類によりますが15~20分程度)放置した後、キッチンペーパーやラップを外して濡れ雑巾などでしっかり拭き取れば、ほとんどのカビは除去できるはずです。 ※塩素系カビ取り剤には強い成分が含まれているため、使用する際にはゴム手袋やマスクを装着し、換気をしっかりするようにしてください。また、ほかの洗剤と絶対に混ぜないようにすることや(塩素系カビ取り剤がほかの洗剤と混ざると、危険なガスが発生します)、使用後に手や顔をしっかり洗うことも大切です。

業者に依頼する

自分で対処するのが難しそうなカビや、掃除する時間が取れない時は、専門業者に依頼するのも一つの手です。業者によって料金は多少異なりますが、アールおそうじセンターでは、縦・横共に180cmの窓(ベランダに出る窓など)1組の場合で、税込5,500円でご依頼可能です。それより小さめの縦90cm・横幅180cm以下の窓(腰高窓など)1組であれば、税込4,950円となっていますので、ぜひご利用ください。 ※ご注文は10,000円以上からとなります。

■窓ガラスに発生するカビの予防方法

窓ガラスに発生したカビは掃除で除去可能ではあるものの、発生しないように予防できるなら、それに越したことはありませんよね。では、窓ガラスに発生するカビを予防するには、どうしたらよいのでしょうか。以下で詳しく解説します。

こまめに換気する

カビの予防に一番効果的なのが、こまめな換気です。具体的には、窓やドアを2ヶ所以上開けて空気の通り道を作るようにするのがポイントです。特に、普段あまり使っていない部屋の場合は、意識して換気するようにしましょう。

エタノールや中性洗剤を使用する

窓ガラスに発生するカビの予防には、結露防止に有効なエタノールや中性洗剤を使うのも効果的です。この場合、まずエタノールを含ませたキッチンペーパーで窓のサッシ部分や水滴をしっかり拭き取ります。その後、水20に対して中性洗剤1程度の割合で作った溶液に、使い古しのタオルなどを入れて溶液を染み込ませ、それで窓全体を拭いていきましょう。 仕上げに、キッチンペーパーで窓全体を拭き取って完了です。

結露防止グッズを使用する

市販の結露防止スプレーや結露吸収シートなどのグッズを使うのもおすすめです。 結露防止スプレーの多くには、断熱効果を持つ膜を作る効果があり、結露吸収シートは、窓に発生した結露を吸収してくれるため、カビが発生しにくくなります。

■まとめ

家の中は綺麗にしていても、窓や窓ガラスの掃除は手間がかかることもあって、ついつい後回しになってしまいがちですよね。ですが、露や冬場では、油断するとすぐに窓にカビが生えてしまいます。窓ガラスのカビが気になっている方は、今回ご紹介した方法を参考にぜひ窓ガラスに発生したカビの除去や予防をしてみてください。 自分でカビに対処するのが難しい場合は、プロの業者に依頼してみることも検討し、カビが発生したまま放置しないよう注意しましょう。

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