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水回りに虫が発生!虫の正体と駆除方法は?

水回りに虫が発生

キッチンやお風呂などの水回りや、水回り近くの部屋に時々小さな虫があらわれることがあります。見かけて退治しても、しばらくするとまた飛んでいて、気になる方も多いのではないでしょうか。 今回は、水回りに発生する虫の正体と駆除方法、虫の発生を予防する対策などについて解説します。

■水回りに発生する虫の正体は?

水回りに発生する虫のうち、数ミリ程度の小さなハート型の虫がいたら「チョウバエ」の可能性があります。ハエといっても蚊に近い種類の虫で、小さなものは1~2ミリ、大きなものでも4~5ミリと小さいのが特徴です。

チョウバエはおもに排水溝や浄化槽といった水回りの汚泥を発生源としており、4月から12月にかけて発生しますが、室温が保たれた集合住宅の水回りでは1年中見かけるケースもあります。

浴室やトイレからリビングなどの室内へと侵入することも珍しくなく、幼虫・成虫ともに汚泥から細菌などを持ち込むリスクがあるため、見つけたら駆除する必要があります。

■チョウバエを駆除するには?

チョウバエの一般的な駆除方法には、以下のようなものがあります。

熱湯で退治する

まず浴室や洗面所などの排水口、浴槽の裏や底部などを確認し、発生源を見つけます。汚れやぬめり、ヘドロなどがあるところには、チョウバエの幼虫がいる可能性が高いです。

発生源をある程度特定したら、50~70度程度の熱湯を流します。沸騰したお湯を流すと、浴槽や水回りの部品にダメージを与えてしまう可能性があるため、熱くても70度程度のお湯を使用するようにしましょう。これで発生源にいるチョウバエの幼虫や卵、成虫を退治することができます。

カビ取り剤で退治する

熱湯の代わりに、カビ取り剤をかけて駆除する方法もあります。お風呂掃除の際、カビが発生しているところと併せて、チョウバエの発生源や成虫が止まっているところにもカビ取り剤を噴射します。

カビ取り剤を使用してチョウバエを駆除する際はマスクや手袋、漂白しても構わない衣服などを身につけ、充分に換気をしながら行うようにしましょう。

ハエ取りツールで倒す

室内を飛んでいる成虫や壁に止まっているチョウバエなど、熱湯やカビ取り剤が使えない場合は、ハエ取り用の粘着棒や殺虫剤入りのプレートなどを置いて駆除します。

チョウバエは繁殖能力が非常に高く、1度駆除してもわずかに成虫が残っていれば、また卵が生まれてしまいます。成虫を見かけなくなるまで、定期的に繰り返し根気よく駆除しなければならないことも多いでしょう。

■チョウバエの発生を防ぐには、水回りのケアが重要!

チョウバエ駆除に悩む前に、出来る限り発生を防ぐことが大切です。チョウバエの発生を予防できる水回りのケアの仕方や、排水口など水回りの掃除の仕方についても解説します。

湿度を下げる

チョウバエが水回りを好んで発生する原因として、湿度の高さが挙げられます。水回りの特性上ある程度の湿度は避けられませんが、換気扇を回すなど、できるだけ乾燥させることが重要です。

特に浴室は高温多湿となりがちで、チョウバエの発生源になることが多い場所です。浴室乾燥機能を活用したり、家族が多い場合は協力して換気につとめるなど、極力湿度を下げるようにしましょう。

排水口のゴミを取り除く

排水口には髪の毛や食べかす、ヘドロなどがたまりやすいので、こまめに掃除して汚泥の原因を取り除くことも大切です。 排水口周辺の細かな部分はもちろん、浴槽の裏側や排水口内部のトラップなども丁寧にお掃除するようにしましょう。パイプ用洗剤やブラシなどのグッズがあるとより綺麗になります。お掃除を定期的に行うことで、チョウバエ以外の水回りトラブルも防ぐことが可能です。

業者に頼む

自分の力で綺麗にするのが難しかったり、何度駆除してもチョウバエが発生したりする場合は、業者へ依頼してみるとよいかもしれません。

掃除業者へ水回り掃除を頼み、キッチン(I字型)や洗面台、浴室、レンジフード、トイレなど発生源となる可能性のある水回りを徹底的にクリーニングしてもらった場合、スタッフ1~2名で4~5時間かかります。また、費用感は50,000~80,000円程度となります。

洗面台やレンジフードを除いて掃除を依頼したい、といった相談や、オプションで掃除する箇所の追加するなど、自宅の状況に合わせて柔軟に対応できる業者を選ぶのがポイントです。

■まとめ

水回りに発生する小さな虫はチョウバエといい、排水口の汚泥などを発生源としてほぼ1年中発生します。細菌を持ち運ぶため見つけたら駆除が必要で、熱湯やカビ取り剤、ハエ取りツールなどが有効ですが、繁殖力が高いため繰り返し退治する必要があります。 チョウバエは大量発生する前に予防策をしっかり行うことが重要です。換気やこまめなお掃除を行い予防するようにしましょう。どうしても退治できない場合は、お掃除の専門業者へクリーニングを依頼してみてください。

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