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【網戸】張替ゴムのサイズや太さの調べ方がわからない人に解説!張替え方法と必要なもの、ゴムの種類について

経年劣化で切れたり穴が開いたりした網戸は、自分で簡単に張替えることができます。網戸を押さえるゴムはサイズが数種類あり、正しいサイズのものを使う必要があります。しかし、いざ網戸を張替えようとしたときに、ゴムのサイズをどうやって調べればいいか、迷ったことはありませんか?今回は、網戸の張替えゴムのサイズの調べ方と、網戸の張替えに必要な道具、張替え方法の手順について解説します。

網戸の張替えゴムのサイズと種類

網戸の枠にはまっているゴムは、網が取れないように押さえる役割があります。ゴムのサイズとは「直径」のことで、自宅で使っている網戸のゴムと同じサイズを使うことが基本です。

ゴムのサイズを調べる場合、サッシの枠を測るだけでは間違える可能性があります。そのため、現在の網戸のゴムを少しだけ出し、定規を使って直径を正確に測りましょう。

また、市販のゴムの直径は2.8mm~6.8mmで、網戸のゴムは3.5mm・4.5mm・5.5mmといった規格があります。1mmというわずかな差ですが、サイズが小さいとスカスカで網が外れてしまう、大きいときつくて枠に入らない、という失敗につながるので注意しましょう。

ただし、ゴムの劣化がひどい場合、本来のサイズより細くなっている可能性があります。正しいサイズが測れているか不安がある場合、サイズを変えられるゴムを購入するといいでしょう。

網戸の張替えで必要なもの

網戸を張替える際は、以下のものを準備しましょう。専門の道具が必要になりますが、どれもホームセンターや通販で購入できます。

新しい網

新しい網を購入する際は、サッシの枠より大き目のものを選びましょう。サッシの枠から10cmくらいはみ出る大きさがベストなので、事前に枠の大きさを控えておくことがポイントです。

また、網戸の網は、色や網目の大きさでいくつか種類があります。部屋の中が見えにくく外が見えやすい黒い網戸や、虫が入りにくい目が細かいタイプなどがあるので、用途や好みに合わせて選ぶといいでしょう。

ドライバー

ドライバーは、古いゴムを外すときに使う道具です。プラスよりもマイナスを使った方が、劣化したゴムでも外れやすくなります。

押さえローラー

押さえローラーとは、網の上に置いたゴムを枠に押し込むための道具です。網戸用の専用の道具ですが、最近では100円ショップでも販売されています。 また、ローラーの反対側にゴムを外す突起がついている商品もあるので、ドライバーを持っていない方はこちらを選ぶといいでしょう。

カッターなど

カッターは、ゴムを押さえたあとに、はみ出た網を切るときに使います。一般的なカッターナイフやハサミでもいいのですが、専用のカッターを使うと作業が楽で、かつキレイな仕上がりになります。

網戸固定クリップ

網戸固定クリップは、網とサッシの枠を固定するための道具です。専用のクリップは固定する力が強く、網が動かないので張替え作業がしやすくなります。1人で網戸を張替える場合、固定クリップがあると作業がスムーズになるのでおすすめです。

書類などを挟むクリップや洗濯バサミでも代用する方もいるようですが、固定する力が弱く使いにくいので、なるべく専用のものを用意しましょう。

網戸の張替えの方法

必要な道具を用意したら、次の手順で網戸を張替えましょう。ひとつひとつを丁寧に作業すると、キレイな網戸に仕上がります。

1.古い押さえゴムを取り外す。

マイナスドライバーや、押さえローラーのゴム外しの突起を使い、ゴムの切れ端に差し込んでゴムの端を出します。ゴムの端を出したら、手で引っ張ってゴムをすべて取り外しましょう。

2.古い網を外す

ゴムをすべて外したら、次は古い網をすべて外します。経年劣化で網がゴムの溝に残ることがあるので、古い歯ブラシなどで掃除しながら取り除きましょう。

3.新しい網をセットする。

新しい網の端をクリップでサッシに固定したら、枠と並行になるように伸ばしていきます。サッシの枠から10cmくらい大き目にカットし、もう1辺をクリップで固定しましょう。

4.網戸のゴムを押さえローラーで押し込んでいく。

ゴムの先端を角から5cmほど離れた位置に入れ、L字型になるようにローラーで押し込みましょう。L字型にするのは、ゴムがズレにくくなる効果があるからです。

シワができないようにするためには、時計回りの方向に押し込んでいくのがポイントです。3辺目に入るときに、網を少し外側に引っ張りながらローラーで押し込むとシワが起きにくくなります。また、角の部分はゴムが直角になるように、ドライバーやローラーの突起で押し込みましょう。

また、1周してから起点にシワができた場合、最初と最後のゴムを少し外して微調整するとキレイに仕上がります。

5.はじまりのゴムの先端とぴったり合うようにゴムをカット。

ゴムの押し込みが1周したら、最初の先端と合うように余ったゴムをカットします。網戸の上で切ると網が切れてしまうので、少し長めに切って様子を見るといいでしょう。

6.新しい網の余分な部分を切る。

ゴムをすべて押し込んだら、端に出ている余った網を切り取ります。専用カッターやハサミを使い、ゴムの端に沿って慎重に切りましょう。また、一般的なカッターで上手く切れない場合、カッターの刃を折って新しい刃にすると切れやすくなります。

まとめ

網戸の張替えをする場合、正しいゴムのサイズを測り、サイズに合ったゴムを使うことが大切です。ゴムを測る際はゴムを取り出し、現物の直径を定規で測りましょう。網戸の張替えは代用品を使うよりも、専用品を使った方が作業しやすいので一通り揃えることをおすすめします。 そして、網戸の張替えは手順を守り、シワができないように丁寧に作業しましょう。最初は慣れない作業ですが、回数を重ねるとキレイに張替えができるようになります。経年劣化する網戸は定期的に交換するのが望ましいので、自分で網戸の張替えに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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