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賃貸入居前のお掃除は必要!?→お掃除しながら、破損・汚損箇所のチェックができて良いことずくめです

年度末は引越しシーズンでもあります。今ちょうど引越しを控えているよ、という方も多いのではないでしょうか。

そんな状況にある方に質問です。新居に入る前のお掃除は計画に入れていますか?

「ハウスクリーニングが入っているはずだし要らないのでは!?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし新しい住まいに入居する前にお掃除をすることは、総合的に見ていくつかのメリットがあります。賃貸物件であれば特にです。

本記事では、そんな入居前のお掃除の重要性やメリットの詳細について、詳しく解説していきます。

本記事では賃貸物件を前提に説明しますが、賃貸以外でも応用がきく内容です。

入居前に掃除をする意味はある!?

そもそも入居前に掃除をする必要はあるか……と言いきってしまうと、さすがに「必要」とまでは言えないかもしれません。しかしながら、掃除をする意味やメリットはあるかと言い換えると、「ある」と言えるでしょう。

まずは、そもそもの入居前に掃除をする意味について考えてみたいと思います。

見た目はすでに綺麗!?

近年の賃貸契約では、特約として退去時にプロのハウスクリーニング業者が入ることが一般的になってきています。これは次の入居者が快適に過ごせるようにするための、ごく一般的な契約です。

そのため、私たち一般の入居者が入居する前には、大抵の場合、見た目はすでに綺麗になっていることでしょう。

しかし、どのようなクオリティの業者が、どのようにハウスクリーニングを行ったかは、基本的に私たちには開示されません。加えて人が行う作業ですから、常に100%完璧な掃除がされているとは言い切れないこともあります。

自分自身で簡単にでも掃除を行うことで、より清潔な状態で新生活をスタートさせることができるでしょう。

見えない汚れがあることも

汚れは必ずしも見た目だけで判別できるとは限りません。

賃貸物件の場合、内見を希望する方が不動産業者と供に何人も物件を訪れることがあります。特になかなか決まらない物件では、それが顕著です。

もちろん、これらの方々が目視で確認できるような汚れを残すようなことはまずありません。

ですが、不特定多数の人が出入りしていた部屋として考えるとなんだか気になるな……という方も多いのではないでしょうか。

特に、赤ちゃんや身体の小さなお子さん、ペットがいるご家庭ではそう思われても全くおかしいことではありません。

これは物理的というよりも、心理的な要素も大きいかもしれません。ですが自分や家族のためにも、入居前の掃除には意味があるという見方も充分にできると思います。

自分なりの掃除ができる

掃除には自分なりのこだわりの方法がある。……という方も多いのではないでしょうか。こだわりは、人によって大きくことなります。

  • 掃除方法のこだわり
  • 掃除場所のこだわり
  • 洗剤のこだわり
  • ……等など。

例えば、アレルギー体質の人や小さなお子さん・ペットがいる家庭では、家庭用の掃除道具や安全な洗剤を使って、納得のいくまで清掃する……ということに意味がある方もいるでしょう。

改めて自分の基準で掃除を行うことで、すっきりと気持ちの良い生活ができるはずです。

破損・汚損箇所のチェックにも繋がる

入居前の掃除は、衛生状態を良好に保つだけでなく、破損や汚損箇所等のチェック・発見にも繋がります。

入居前は基本的に何も無いわけですから、一通りのお掃除をするだけで、自然とそれらのチェックを兼ねることができるのです。

この時点で問題点を発見し、大家さんや管理会社に報告しておけば、破損・汚損が自分の責にならない可能性が高くなります。ひいては後々のトラブルを避けることができ、退去時の原状回復の費用を抑えることにも繋がることでしょう。

一度入居してしまうと、破損・汚損を発見しても、「引越しの時に付けたのではないか」と疑われてしまう可能性があります。破損……汚損などの問題箇所は、入居前の何も無い状態の内に発見しておくのがベストなのです。

残置物のチェック&把握にも繋がる

掃除をすることで、残置物、つまり前の入居者が残していった物がないかをチェックする良い機会にもなります。

契約書に記載のある残置物はもちろんのこと、記載の無い残置物があることはしばしばあるものです。

一度自分の荷物に紛れると、残置物かどうか分からなくなってしまうこともあります。引越しの前の掃除で発見し、必要に応じて大家さんや管理会社に報告することは、メリットはあれどデメリットにはならないでしょう。

簡単なお掃除&チェックリスト

引越し前のお掃除は、先ほどのとおりプロのハウスクリーニング業者がすでに入っていることが多く、全てをしっかりと行う必要はありません。

ここでは、主要な部屋や箇所ごとに、簡単にできるお掃除とチェックポイントをリスト化しています。

これらのポイントを押さえておくことで、より効率的に清掃を行い、入居前の準備を整えることができるでしょう。

玄関

  • 掃除ポイント: 玄関ドアとその枠のほこりを拭き取ります。汚れやすいも忘れずに清掃しましょう。不特定多数が触れるドアノブなどは、気になる方は除菌しておくのも良いです。
  • チェックポイント: ドアの開閉がスムーズか、鍵が正常に機能するかを確認してください。

キッチン

  • 掃除ポイント: すでに清潔なはずですが、落とし切れていないカビや、油汚れなどがあれば対策したいところです。
  • チェックポイント: 落せないカビや油等の汚れ、焦げあと等があることもしばしばあります。問題があれば、自分の責にならないよう写真をとっておきましょう。

バスルーム

  • 掃除ポイント: 浴槽、シャワーヘッド、洗面台などに落とし切れていないカビや水垢からをきれいにします。トイレの内部と外部も、最初なので気になる場合は軽く清掃しましょう。
  • チェックポイント: 落せないカビや、破損が無いかを確認しておきます。

リビング

  • 掃除ポイント: ハウスクリーニングが入った後に生じるホコリなどもありますので、掃除機で吸い取ります。ドアの開閉が行われやすいので、ドアノブを除菌しておくのも良いです。
  • チェックポイント: 明るい時間帯に、視野を広くして見回してみましょう。

全体の壁紙

  • 掃除ポイント: 壁紙についた手垢や汚れを優しく拭き取ります(酷い汚れは触らず、大家さん・管理業者に報告を)。その他剥がれている箇所がないかも確認しましょう。
  • チェックポイント: 壁に穴やひび割れがないかを確認します。壁紙に汚れがあることはめずらしくないので、汚れの場所はメモ・撮影しておきます。

  • 掃除ポイント: ホコリがどうしてもたまるので、床全体を掃除機できれいにします。また、不特定多数の人が入室している可能性があるため、必要に応じて雑巾なども併用します。
  • チェックポイント: 傷や凹みがないか、特に家具を置く予定の場所は、一度設置してしまうと見えなくなるので念入りに確認しましょう。

  • 掃除ポイント: 窓ガラスを清掃し、枠の溝に溜まった汚れがあれば取り除きます。
  • チェックポイント: 窓の開閉がスムーズか、鍵がしっかりと機能するかを確認します。特にゴムパッキンなどはカビやすいので、最初から取れないようなカビがあれば記録しておきましょう。

エアコン

  • 掃除ポイント: フィルターを取り外して掃除し、内部が汚れていないかをチェックします。
  • チェックポイント: 冷暖房の動作確認を行い、異音がしないかを確認します。また、ふきだし口はカビやすいので、カビている場合はハウスクリーニングが行われているか確認してください。臭いが伴う場合は、最初の段階で指摘するのがよいでしょう。

これらのチェックリストを元に新居のお掃除と点検を行うことで、より気持ちよく過ごすことができるようになるはずです。

全てに言えることですが、何か不具合を発見した場合は、早めに不動産会社や大家さんに連絡して対応をお願いしましょう。これについては、事項でさらに触れたいと思います。

汚損・破損を見つけたら

入居前のお掃除中に、汚損や破損を発見することは意外と多くあります。ここでは、実際にそうなった場合の対処法について解説します。

この対応の善し悪しにより、後のトラブルを防ぎ、スムーズに問題を解決することに直結します。これは冒頭でも述べたとおり、退去時の原状回復にも影響を与えるのです。

まずは写真・動画などで記録を

汚損や破損を見つけたら、まずはその状態を詳細に記録してください。文字情報だけでなく、写真や動画を取ることで、状況の証拠をより客観的に記録に残すことができます。

記録する際には、日付がわかるようにするとより良いでしょう。この記録は、後の対応をスムーズに進めるための大切な情報となります。

大家さん・不動産管理会社に連絡

記録を取ったら、次は速やかに不動産管理会社や大家さんに連絡しましょう。連絡する際には、見つけた汚損や破損の状況を具体的に伝え、可能であれば記録した写真や動画も共有することが重要です。

これにより、問題の認識を共有し、迅速な対応を促すことができます。

場合によっては、専門の業者を手配してくれることもありますし、修繕にかかる費用を負担してもらえる場合もあります。ただし全ての連絡に対応してくれるわけではないことに注意が必要です。

不動産管理業者によっては、不備専用の連絡シートを用意している場合があります。修繕が無かったとしても、これを最初に提出しておくことにより退去時に有利になります。もちろんコピーをとっておくことをお忘れ無く。

自分で補修する

小さな汚れや軽微な破損であれば、自分で掃除や修繕を行うことも選択肢の一つです。しかし、自分で対処する=全ては自己責任になります。

できれば不動産管理会社や大家さんと相談し、その行動が適切かどうかを確認しましょう。迷ったら相談しておくことが、賃貸契約のほとんどのケースにおいて間違いのない選択です。

まとめ

「賃貸等の入居前に、お掃除は不要」。そう思われている方は割と多いと思います。

確かに必要ではありませんが、掃除から破損・汚損箇所のチェックにも繋がりますし、なにより自分や家族が気持ちよく生活できます。この点にメリットを感じられるだけでも、入居前の掃除には意味があると言えるのではないでしょうか。

今まで何も考えたことが無かった……という方は、是非本記事を参考に、入居前に1度掃除の機会を設けてみてください。

あなたの入居後の新しい生活が、より快適にスタートできるきっかけになれば幸いです。

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