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プロに依頼すべき!?エアコンクリーニングが必要かどうかのチェック項目7つを解説

エアコンは私たちの日常生活において、快適な空間を作り出すために重要な役割を果たしています。

もはや必需品とも言えるエアコンですが、内部に汚れやカビが溜まることで、問題が発生することもめずらしくありません。

そこで必要になるのがプロによるエアコンクリーニングです。しかしながら、エアコンに「プロのクリーニングが必要」等と表示されるわけでもないため、自発的に行う必要があります。

そのためいつ依頼すべきなのか迷う……という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、エアコンクリーニングが必要かどうかを見極めるためのチェックリストを用意しました。

もしもチェックにあてはまれば、是非この機会にエアコンクリーニングを前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。

エアコン自体の“健康”を維持することで、快適な生活を送るための一助になれば幸いです。

エアコンクリーニングを検討すべきかのチェック項目7つ

エアコンが最高のパフォーマンスを発揮し続けるためには、定期的なクリーニングが必要不可欠です。

そこでクリーニングを検討すべきタイミングか、判断するための項目7つを以下にまとめました。

  1. カビが目視で確認できる
  2. エアコンの効きが悪い
  3. 臭いがする
  4. アレルギー反応が出る
  5. 3年以上クリーニングしていない
  6. 水漏れが発生している
  7. 心理的に気になる

これらのいずれか1つでも該当する場合、エアコンクリーニングを行う価値があるかもしれません。1つづつチェックしてみてください。

カビが目視で確認できる

ふきだし口のカビ
ふきだし口のカビ

エアコンは熱と湿気を調整する装置であるため、内部は湿気がこもりやすくなっています。これはカビが生育するのに最適な環境です。

そのため長期間クリーニングを怠ると、内部にカビが繁殖し始めることがよくあります。カビが発生することで、家族の健康に悪影響があることは間違いありません。

カビの存在は、多くの場合目視で確認することで判断できます。特にエアコンの吹き出し口やフィルター部分をチェックしてみてください。

黒い斑点や表面がぽこぽこしているように見える場合、それはカビが発生しているかもしれません。

例え目視で確認できない場合でも、エアコンから特有のカビ臭さがする場合、見えないだけでカビが原因である可能性が高いです。

表面的なカビを除去するだけでは効果は少ないため、ご自身でのクリーニングはお勧めしません。プロのエアコンクリーニングサービスでは、内部を徹底的にクリーニングすることが可能です。

ただしどのような方法であれ、100%完璧にカビを除去できるわけではないことはご注意ください。

エアコンの効きが悪い

エアコンが冷えない、暖まらない、または運転音が大きいといった症状は、エアコン内部の汚れが原因となることもあります。

エアコンは吹き出し口やフィルター、冷却フィンなど、さまざまな部分から空気を取り込み、その空気を冷やしたり暖めたりして室内に送り出します。これらの部分がホコリやカビで汚れていると、エアコンは効率的に動作できません。

ひいては冷暖房の性能が下がったり、必要以上にエアコンががんばってしまい電力消費が上がったりする可能性があります。

このような症状がある場合、エアコンのクリーニングを検討するべき時期かもしれません。

プロのエアコンクリーニングサービスを利用すれば、エアコン内部の汚れを徹底的に取り除き、エアコンの性能を最大限に引き出すことができます。

故障によりエアコンの効きが悪いケースもあります。まずはメーカーのサポートに相談をしてみるのも良いでしょう。購入から10年以上経過しているエアコンの場合、買い換えを視野に入れても良いかもしれません。

臭いがする

エアコンは室内の空気を循環させるため、その内部は長期間にわたりさまざまな臭いや汚れを吸収します。これらが溜まり続けた結果、エアコンから不快な臭いが発生し、部屋中に広がってしまうことがあります。

エアコンからの臭いにはいくつかの種類があります。

  • カビの臭い
  • タバコの煙
  • 料理の匂い
  • ペットの臭い

これらが内部にこびりつき、複雑な臭いとなることもあります。

エアコンから異臭がする場合は、早めに対処することが重要です。この臭いは、健康に悪影響を及ぼす可能性があるカビや細菌を含んでいる可能性があるからです。

また、臭いが出るほど放置されているということは、快適な生活空間を損なうだけでなく、エアコンの効率も低下していることでしょう。

プロのエアコンクリーニングを利用すれば、エアコン内部の汚れを徹底的に除去し、清潔で快適な室内空間を取り戻すことができます。

アレルギー反応が出る

エアコン使用時に特別アレルギー反応が出る場合、エアコン内部に存在するアレルギー物質が空気中に放出されている可能性があります。

通常エアコンは室内の空気を取り込み、フィルタリングしてから再び部屋に吹き出します。この際、エアコン内部が汚れていると、それらの微細な粒子が吹き出され、室内の空気を汚染するのです。

その結果、以下の様なアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 目のかゆみ
  • 喉の痛み

特にアレルギー体質の人や、小さな子ども、高齢者などは、これらの症状が出やすくなります。

プロが行うエアコンクリーニングは、エアコン内部のカビやダニ、ホコリを徹底的に除去し、安全で清潔な空気を提供する手助けとなります。

これにより、エアコン使用時のアレルギー反応を減らせる可能性があります。

エアコンクリーニングにより、アレルギー物質を全て除去できることを意味する訳ではありません。また、室内にはエアコン以外にもハウスダストなどの様々なアレルギー源が存在しますので、部屋全体のクリーニング&清潔に保つことも推奨されます。

3年以上クリーニングしていない

エアコンが3年以上クリーニングされていない場合、それだけでもエアコンクリーニングの依頼を検討する理由になります。

一般的な使用&環境下において、プロによるエアコンクリーニングは1~2年おきに行っておくと良好な状態が保てるからです。

実際にはエアコンの利用頻度や環境によって適切な頻度は変わります。しかしながらごく普通に使用されている場合は、極端に間を空けず、定期的なクリーニングをお勧めします。

水漏れが発生している

エアコンから水が漏れている場合、エアコンの排水パイプやドレンパンが汚れやゴミで詰まっていることがあります。この際、真っ先に行わなければならないことは、エアコンクリーニングではなく、エアコン業者に修理を依頼することです。

※賃貸物件の場合は勝手に修理せず、管理会社や大家さんに連絡してください。

修理の結果、もし水漏れの原因が汚れやゴミで詰まっていた場合は要注意。エアコン本体も長らくクリーニングがされていない可能性がある、つまりは汚れている可能性もあります。

また詰まってしまったら嫌なものです。修理後に改めてエアコンクリーニングを検討されると良いでしょう。

心理的に気になる

「心理的に気になる」という点も、充分な理由となり得ると思います。

一例を挙げれば、賃貸物件での引越し直後です。事前にハウスクリーニングが入っているはずですが、エアコンクリーニングまではされていないこともめずらしくありません。

  • 前入居者はどのように使っていたのだろう……
  • 最後に分解洗浄されたのはいつだろう……
  • 赤ちゃんがいるのでカビやタバコの汚れがあったら心配……

このように、具体的な問題としては見えてこなくても、エアコンの状態が気になってしまう。何となく不快感を感じてしまう。

こういったケースもあることでしょう。

これもエアコンクリーニングを実施すべき立派な理由ではないでしょうか。

クリーニングを行うことで心理的なストレスや不安を解消し、より快適な生活環境を取り戻すことができます。

安心・安全を買うと考えれば安いものと言えるかもしれません。

いつ依頼したら良い!?最適な時期

カレンダーイメージ

ここまでお読みになって「自分もエアコンクリーニングをしようかな」と思われた方もいるかもしれません。

ここで1点、疑問が生じることもあると思います。それは、今すぐ依頼した方が良いのか、適したタイミングがあるかどうかです。

結論から言えば、急ぎであれば今すぐに。そうでなければエアコンの使用頻度が高くなる前にクリーニングを行うと良いかもしれません。

もう少し具体的に詳しく解説します。

春(特に4-5月)

春の4月から5月はエアコンクリーニングを依頼する最適な時期の一つと言えます。

これから夏に向けてエアコンの使用頻度が高まる前にエアコンをクリーニングすることで、エアコンの性能を最大限に引き出すことが可能だからです。

冬の間、エアコンが長期間使われていない場合、ホコリやカビがエアコン内部に溜まる可能性があります。これらの汚れは、エアコンの冷却効果を低下させるだけでなく、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。

また、春はエアコンクリーニングの依頼が増える前の時期でもあるため、予約が比較的取りやすく、自分の都合の良い日時にクリーニングを依頼することが可能です。

したがって、春の4月から5月にエアコンクリーニングを行うことで、これから訪れる暑い夏を快適に過ごす準備をすることができます。

秋(特に9-10月)

エアコンクリーニングの最適な時期としては、秋の9月から10月も考えられます。夏の高温期が終わり、エアコンの使用頻度が落ちるこの時期にクリーニングを行うと、夏の間に蓄積した汚れをしっかりと除去することができます。

夏の間にエアコンを頻繁に使用した場合、エアコン内部にはホコリやカビが溜まりやすいです。また、エアコンが多湿な状態で運転されていた場合、その湿度がカビの発生を促進します。これらの汚れやカビはエアコンの冷却性能を下げるだけでなく、健康問題を引き起こす可能性もあります。

また、秋は冬に向けてエアコンの暖房機能が求められる時期でもあります。クリーニングを行うことで、エアコンの暖房機能も最大限に活用することが可能となります。

したがって、秋の9月から10月にエアコンクリーニングを行うことで、夏の間に蓄積した汚れを取り除き、冬に向けてエアコンの準備をすることができます。

思い立ったが吉日!

「思い立ったが吉日」というのも、最適な時期の一つと言えます。前述したような理想的な時期を逃したとしても、エアコンの状態が気になり始めたら、それがエアコンクリーニングを依頼する最適なタイミングと言えるでしょう。

エアコンの性能低下や不快な臭い、アレルギー反応などの問題が出てきたら、それはエアコンクリーニングが必要な証拠です。

思い立ったときがエアコンクリーニングの最適な時期であるというのは、問題を早期に発見し、それらが深刻化する前に対処することができます。

まとめ

以上、エアコンクリーニングが必要かどうかのチェックと、最適な依頼タイミングについてご紹介しました。

特にカビの発生、エアコンの効きが悪い、臭い、アレルギー反応、水漏れの発生などの具体的な問題が見られたり、または3年以上クリーニングしていない場合は、早めの対応をおすすめします。

そして、エアコンクリーニングの最適な時期としては、使用頻度が増える前の春(特に4-5月)、夏の使用後の秋(特に9-10月)が理想的です。それでも、思い立ったが吉日で、問題が発生する前にエアコンをクリーニングするのも良いでしょう。

エアコンは私たちの快適な生活を支えてくれる大切な存在です。その性能を保つためにも、ぜひ定期的なクリーニングを行ってください。

エアコンのクリーニングを自分で行うことも可能ですが、深部の汚れをしっかりと除去するためにはプロに依頼することをお勧めします。

本記事が皆さんのエアコンクリーニングを検討する際の参考になれば幸いです。

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